モッズファッションが日本で第1次ブームを巻き起こしたのは60’sのビートルズ来日。今まさに第2次だ。織田裕二がドラマで着ていた”青島コート”などはわかり易い。日本とイギリス。出身地は違っても、モッズファッションという感性は通じ合うのだろう。
日本でのモッズファッションブームのきっかけは、1966年のビートルズ来日です。
音楽的な衝撃とともに、ビートルズが着ていたモッズファッションは、日本人に多大なる影響を与え、ブームを巻き起こしました。
花柄や派手な色彩のシャツ、ヒップが隠れない短め丈の三つボタンジャケット、かなりスリムで丈も短いノータックパンツ、ワイドで大きなメタルバックルを持つベルトなどがモッズファッションのアイテムだ。
青島刑事こと織田裕二サンが愛用していた“青島コート”と呼ばれたモッズコートが人気急上昇。
米軍モノであるカーキ色のモッズコートが特に人気だ。
エンジンむき出しのスクーターにまたがる際にスーツを汚さないようにアウターとして登場したのが定番化されたものだ。
ちなみにモッズファッションとは「
モダンズ、モダーンズ」の略であるモッズに由来するファッションスタイルのことらしい。
ヒッピーはアメリカで生まれたが、モッズファッションはイギリスが発祥だ。
階級制度に行き詰まった社会への強い反発、主張・思想として、イギリスの若者たちの間で誕生したのがモッズファッションだと言われている。
長髪、奇抜なデザインのシャツやパンツ、ネクタイなどが定番だ。
男性が女性用のアイテムを取り入れたのは特徴的だ。
水玉や花柄など派手な柄のシャツ、股上の浅いスリムなパンツ、幅広ネクタイ、そしてブーツ。
いま街で見かける若者たちがやっているファッションが、60年代にロンドンの下町から発信されたモッズファッションです。
モッズファッションはグループサウンズファッションとして日本で開花しました。流行は繰り返される、っていうのは本当なんですね。
奇抜なデザインをも上手に着こなすセンスがオシャレ上級者にはたまらない快感なのかも!?